『2017年10月の地球の雰囲気』

スターエンジェル

2017年10月01日 16:14


10月の地球の雰囲気をお伝えしたいと思います。


10月10日には木星が天秤座から蠍座に移ります。

木星は12年かけて地球の周りを一周しますので、1つの星座には1年間滞在することになります。

これまでの1年間、木星は天秤座のエネルギーと共に地球をサポートしてくれたわけですが、天秤の文字通り、バランスを図るというとても重要なことを手助けしてくれたわけですね。

また天秤座は正義も表します。

正義とは、公平であるということを意味します。

愛や豊かさや叡智を人類皆で共有することが真の正義といえるでしょう。

分かち合う気持ちを持つ人は、自然に善者と言われるようになるでしょう。

悪者を退治することが正義なのではなく、正義に目を向けると、自ずと善の方向に進んでいくということですね。

この1年間で私たちは、世界中の情勢を見て、正義の方向に目を向けるようになってきた、あるいはそれを切望するようになってきたのではないでしょうか。

木星が地上のバランスや正義のために尽力してくれました。

木星はギリシャ神話では万能の神“ゼウス”になぞらえてありますが、ゼウスが正義とは何かということを人類に教えてくれているわけですね。

そしてこれからさそり座の1年間が始まります。

私たちひとり一人が、魂の目的を探究していくことを、木星そしてゼウスがサポートしてくれるでしょう(^_-)/






10月6日は牡羊座の満月を迎えます。

この満月は、愛と自由のエネルギーをもたらしてくれます。

それはどのようなエネルギーでしょうか。

愛とは、無条件の愛のことであり、自由とは、魂の自由を意味します。

愛があるから自由にもなることができる、そういうエネルギーです。

私たちを取り囲んでいる不自由とはどういうものでしょうか?

例えば人間関係において不自由を感じているでしょうか。

人間関係も先月の秋分から新しくなっていきます。

これまでのつながりから離れ、新しいつながりが生まれたり、あるいはこれまでの親交がさらに深まるというサポートが冬至まで続いていきます。

魂の引き合う人々と集まり、共働していくことはとても大事なこととなってくるでしょう。

このパワフルな満月を通して、愛と自由のエネルギーが降り注ぎます。

10月は土星と天王星とドラゴンヘッドでグランドトライン(正三角形)を作ります。

もしみなさんが縛られているものがあるとしたら、それはカルマでしょうか。それとも育ってきた環境、親の影響、あるいは様々な他者の影響でしょうか。

それらの影響は、誰もが多かれ少なかれ受けていることだと思いますが、それらにいつまでも縛られる必要はありません。

なにか自分自身を縛るような考え方を自身が持っていると感じたならば、手放していくとよいでしょう。

魂に滋養を与え、自由に羽ばたくことのできる考え方を選択していくことは、もはや要らなくなった縛りを手放すことになります。


ところで、智慧とは何でしょうか。

それは真理を見通す目だと言えますが、真理とは、この世の物事は一瞬一瞬移り変わるものであり、諸行無常の世界であるということを見通すということだと思います。

ある瞬間に起きた事柄に対してずっとこだわりを持ちづけるということは、諸行無常の真理を体現して生きていくにあたっては、差し障りとなってしまうでしょう。

秋の代表的な星座のひとつに、ペガサス座がありますが、空駆ける天馬の御者は、みなさん自身です。

羽ばたく時です。みなさんが行きたいと思うところに行き、会いたい人に会いに行きましょう。

学びたいこと、してみたいと思っていることに取りかかりましょう。

自分を愛し、人を愛す。

自分を助け、人を助ける。

そこには審判はありません。

母が子を慈しみのまなざしで育むような無条件の愛です。


ここでダライ・ラマ法王14世のメッセージを1つ、紹介させて頂きたいと思います。

【本当の愛と執着を区別しましょう。

前者は、理想的には何の見返りも期待せず、状況に左右されません。

後者は、出来事は感情しだいで変わります。】


『愛と信念の言葉』(ダライ・ラマ法王14世著 写真:野町和嘉 PHP文庫)より引用。



人は変えられなくとも、自分は変えられます。

自分が自分に無条件の愛を贈ることから始まります。

自分が自分の1番のサポーターとなることは、とても大切なことだと思います。






10月20日は天秤座の新月となります。

この天秤座の新月は、スピリットと物質世界との上下のバランス、そして自分と他者との横のバランスを取っていくことを大いにサポートしてくれるでしょう。

それらのバランスを取ることは、聖なる十字架を自分自身を通して現すことになります。

スピリットなどの目に見えない世界のことを信じるというのは、今も昔も難しいことだと言えるでしょう。

イエスキリストは、聖書の中で神を信じること、そして神に遣わされたご自身を信じることの大切さを説いておられます。

例えばヨハネの福音書(永遠の命の言葉)の中では、弟子たちにこう話されています。

「命を与えるのは“霊”である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である。しかし、あなたがたのうちには信じない者たちもいる。」

〈中略>

そして、言われた。「こういうわけで、わたしはあなたがたに、『父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない』と言ったの。」

このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。

そこで、イエスは十二人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と言われた。

シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」

偉大な愛と叡智を持ち、数々の奇跡をもたらしたイエスキリストの言葉であっても、信じることができない人もたくさん存在したわけですね。

イエスキリストの言葉がどこから来ているのか、単にイエス様の肉体からなのか、それとも神からなのか。

目に見えないものと目に見える物質的なものと、ともに受け容れることで天と地のバランスが取れていく、そういったことをこの新月が助けてくれます。

さらに自分自身の中に神(宇宙と言っても、創造主と言ってもいいでしょう)の光が宿っているということ、そして他者にも同じように神の光が宿っているということを感じていくための良い時期となるでしょう。

自分自身の中に偉大なスピリットが宿っていて、他者にもまた偉大なスピリットが宿っていると考えることは、外見や経済力や地位やその他目に見えるものでは測れない視点を持つということになります。

これは“高次の視点”と言うことができます。

地球の上から私たちの世界を見てみる、あるいはイエス様やお釈迦様、天使のような存在の視点で観るとどういう風に観えるかな?と考えてみることはとても有益なことだと思います。

ペトロを始め、キリストの教えを信じて殉教した人がたくさん存在したわけですが、彼らは肉体を生きながらえることよりも、自分が信じるもの、内なる声の方を重要だと思ったわけですね。

信じるということは、いかに素晴らしいことであるか、またいかに難しいことであるかと考えさせられます。

しかし自分の内にある、純粋で偉大なスピリットを見つめる姿、その在り方が多くの人に教えをもたらすでしょう。

そのことはイエス様やさまざまなマスターの在り方を通して、私たちは学ぶことができます。

肉体の中に宿ったスピリットの光を輝かせ、その目的を果たすことにより、本来の自分らしさというものが現れてくるのではないかと思います。

ものすごくパワフルな新月ですね!!




先月もそうでしたが、10月も自分自身を見つめることを星たちが大いにサポートしてくれます。

自分を信じることで、より決断力も増していくでしょう。

皆さまにとって、素晴らしい10月となりますように☆











西洋占星術 対面&skypeセミナーのお知らせ


西洋占星術の対面及びskypeでのセミナーのお知らせをさせて頂きたいと思います。

テーマ ― 自己価値の感覚と親からの影響について ―

自己価値を高めることは、自分らしく生きていくために欠かせないことだと思います。

ホロスコープを、その自己価値に焦点を当てて読んでいきます。

さらに両親はじめ家庭環境からの影響が、どのようにご自身に関わっているのかも観ていきます。


思っている以上に家庭環境からの影響というものは、大きいものです。

大人になった今でも、子供の頃の体験が、何かしらの影響を与え続けているかもしれません。

難しい知識は要りませんが、非常に密度の濃い内容となるでしょう。


【内容】

アイデンティティや自己価値観についての観方

父親を現す天体について

母親を現す天体について

両親との関係性、影響について



占星術が初めての方にも分かりやすくお教えします。

ご自身の考え方・感じ方についての理解がさらに深まることでしょう。

皆様のご参加をお待ちしております☆


日時:2017年10月20日(金) 19:00~20:00

料金:¥3,330

場所:日吉コミュニティーセンター 熊本県熊本市南区近見1丁目9番20号 096-323-8171


※全国からskypeでご参加いただけます(^

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