さそり座の物語☆

スターエンジェル

2013年09月17日 23:20

こんばんは(*^_^*)



さて、今の時期、夜空に美しく見えている「さそり座」の神話の中の一つをお伝えしようと思います





『ある時、月の女神アルテミスが美男の狩人オリオンの失恋を慰めたことで、二人が恋に落ちたことから物語は始まります。

アルテミスの兄である太陽神アポロンは、妹を誘惑したオリオンのことが許せずに、大さそりに暗殺を命令します。



アルテミスとオリオンは狩りの旅へと出かけます。

さそりは闇夜に乗じてオリオンに忍び寄ります。それに気づいたオリオンは、さそりめがけて矢を放ちました。

しかし、さそりの堅い殻にはその矢も歯が立ちません。

苦戦するオリオンを見たアルテミスが、背後からさそりに矢を放ちました。

それにはさそりもビックリして、その場から逃げだしました。





オリオンが夏の夜空に現れないのは、今でもさそりを怖れているからといいます。





しかしオリオンの暗殺に失敗したさそりを、アポロンが許しておくはずもありません。

さそりは、アポロンから追放されてしまいました。

さそり座の心臓にあたる「アンタレス」の赤い光はさそりの無念の思いとも…





そして射手座が、さそり座の後ろに控えているのは、さそりが天空で暴れた時に、いつでも弓が弾けるように待ち構えているのだそうです。』









この神話ではなんだか翻弄(ほんろう)されているように見えるさそりですが、さそり座は占星術的にとても魅力のある星座です。

さそり座は感じる能力が素晴らしく、サイキックな能力ともいわれるほどです。

また目標を決めたら、成し遂げるまで粘り強く取り組むパワーも持っています。

現実化の力です。

パートナーなど他者と協力すること、そして絆を深めるというエネルギーも持ち合わせています。

大きな変化を通してまさに生まれ変わることもできる力を持っています。



太陽がさそり座の方は、ご自分を重ねあわせやすいかもしれませんが、太陽以外の惑星もそれぞれの星座に位置しています。

これはホロスコープを出さないと分からないことですが、太陽がさそり座以外の星座にあっても、他の惑星がさそり座にあるということは充分考えられますので、神話の内容や占星術的なさそり座の意味というのは、結局は誰にでも関わってくることではないかと思います。



太陽や月がさそり座であれば、より実感しやすいかもしれませんが、そうでなくてもこれらの話を読んで、なるほどぉと感じた方もいらっしゃるでしょう。



さそり座のエネルギーをポジティブに使っていく事は、今の時代にとても必要なことだと思います。





それでは次回は蠍座の心臓にあたる赤い星「アンタレス」についてお話したいと思います(^_-)-☆

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