こんばんは(^.^)/
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さて、前回の続きで『終わりなき愛(Love Without End)』(グレンダ・グリーン著 大内博訳 太陽出版)から「輪廻転生と枠組み」について引用してご紹介したいと思います。 尚、この書はイエスとグレンダさんの対話の本です。
《P109,8行目~》
〔グレンダさん〕ある時、私は勇気をもって「
輪廻転生」という言葉を使いました。「過去と未来の人生という問題について教えて下さい」
(イエス)【 あなたの不滅性というのは単純なことです。ですから、この問題はできるだけ単純なものとして扱えば、あなたの理解もより正確なものとなるでしょう。
神の意志によって、またあなたの愛と愛する人たちとの関係に応じて、生命は何度も無制限にあなたの場所を創造します。】
〔グレンダさん〕イエスは次のような警告もしてくれました。
(イエス)【 輪廻転生の哲学はそれほど単純ではありません。
輪廻転生はあなたの継続性を保証します。
この部分はよいのです。しかし、そこには一つのひねりがあって、このひねりはあなたの不滅性を妥当性のない枠組みと直線的な性質に戻してしまいます。
人間の不滅性は生命の車輪ないしは原因と結果の通路の中に閉じ込められてはいません。
あなたは直線的な進化の結果ではありません。
あなたは完璧に創造されました。
完璧な愛で創造されました。
あなたは確かに無限に再顕現を続けていきます。
しかし、それは生命と創造に対するあなたの奉仕に応じてなされ、あなた自身の目的に応じてなされ、何よりもあなた自身の愛に応じてなされます。】
〔グレンダさん〕それから、イエスはユーモアを交えて言いました。
(イエス)【 実際のところは、あなたは一度だけの人生を生きるのですよ。ただし、とても長い人生でたくさんの章がある人生ですね。】
《P110,15行目~》
【 非常に多くの場合、輪廻転生に答えを求める人々は、実際には自分を発見しようとしているのです。
これは方向を間違えています。他の時間、他の場所で自分を見つけることはできません。
いまだけがあなたの唯一の文脈です。過去は過ぎ去ったものです。
文脈から外れたところでの自分のアイデンティティーに固執するのはエゴです。
人が過去世について話すとき、自分は物乞いだった、らい病患者だった、泥棒だったとはなすことはめったにありません。
王様、英雄、聖者として生きた人生について自慢するのが普通です。
それはエゴが自分の出番でないにもかかわらず話をしているのであって、魂をその枠組みの中に幽閉しようとしているのです。
あなたの
不滅性に枠組みは必要ではありません。
あなたのアイデンティティーの源はいかなるものであれ直線的な道にはありません。
あなたのアイデンティティーの源はあなたの愛の中にあるだけです。】
〔グレンダさん〕イエスは私を見て聞きました。
(イエス)【 あなたは誰ですか?】
〔グレンダさん〕「
愛です」。と私は自信を持って答えました。
(イエス)【 真の意味でそれが分かれば、自分について他の何も知る必要はありません。
その確信が探求している他の答えをもたらしてくれます。
あなたの不滅性についての保証をもたらし、あなたが他の人と分かち合う不滅の愛についての信頼をもたらしてくれるでしょう。
この理解が強化されるにつれて、あなたの真の目的もはっきりとしてくるでしょう。
なぜなら、あなたの目的は愛に根差しているからです。】
〔クレンダさん〕「過去世回帰の催眠療法が数多くありますが効果や価値があるのでしょうか?」
(イエス)【 過去世についての記憶を仲介し受け取っている人たちが
正直であるかどうかにかかっています。
価値があるかどうかに関して言えば、もはや役立たないものを完全に手放し解放することに価値があります。
誠実で徹底したゆるしが同じことを達成してくれるでしょう。】
輪廻転生にも枠組みが関わってくるんですね。
輪廻転生は、魂の不滅性・継続性を保証する部分はいいけれども、枠組みの中に閉じ込められると、私たちは直線的に進化してきた存在であるかのようにとらえしまう怖れがあるということでしょう。
しかし私たちは最初から完璧に創造されました。 完璧な愛で創造されたというのが、真実ということですね。
もし私たちが直線的に進化してきた存在と考えると、いまだ完璧な存在ではなく、いつ完璧になるかもわからない、あての無い旅を永遠に続けなければならなくなります。
さらに時間という枠組みに閉じ込められた有限な存在というように自分をとらえてしまう可能性があります。
そのような不確かな存在として居続けさせようとするのが枠組みであり、マインドであるということですね。
真実は、もともと私たちは完璧であり、愛であり、不滅性の存在であるということです。
私たちの不滅性に枠組みは必要ないんですね。
また、過去世回帰についても「正直」であることが重要ということですが、この「正直」であるということは、セラピストやヒーラーのみならず、どの仕事においても、また人間関係において、その他あらゆる領域においてとても重要なのだろうと思います。
イエスは
「正直」とは知性の土台であるともいいます。
また、今、この瞬間の人生において誠実で徹底した『ゆるし』を行うことでも、もはや役立たないものを完全に手放すことができるということですね。
「枠組み」についてはまだまだ考察が必要なようです。