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Posted by おてもやん at
天体間の角度には、ハードアスペクトとソフトアスペクトという2種類の分け方があります。


ソフトアスペクトは、代表的なものとして60度と120度が挙げられます。




【60度 → セクスタイル(Sextile)】



天体同士の角度が60度の場合を言いますが、調和のアスペクトとして知られています。



60度離れているそれぞれの天体の位置する星座は、“火の要素の星座”(牡羊座・獅子座・射手座)と“風の要素の星座”(双子座・天秤座・水瓶座)、あるいは“地の要素の星座”(牡牛座・乙女座・山羊座)と“水の要素の星座”(蟹座・蠍座・魚座)、ということになりますね。


もちろんアスペクトには許容範囲である「オーブ」というものがありますので、60度±数度ということなり、必ずしも“火と風“、”地と水“の組み合わせになるとは限りませんが、多くの場合は相性の良い”火と風“、”地と水“の星座の組み合わせになるでしょう。


“火と風”の星座は共に2要素でいうと、「男性的な星座」ということになります。


”地と水“は「女性的な星座」ですね。


男女の性質において、同質という部分がなじみやすいということになりますが、四大元素においては、それぞれの天体の星座は異なる元素になります。


例えば牡羊座の天体と双子座の天体が60度でつながっている場合は、火の要素(牡羊座)と風の要素(双子座)の星座の影響を受けるということになりますので、そこでは性質の違うエネルギーが融合するということになります。


自らの意思、直感で行動する牡羊座と、情報を集める双子座のエネルギーをうまく融合させるようにしていくことが必要となりますので、セクスタイルは2つの星座と天体のエネルギーを意識して、融合を図るように使っていくことで、より調和のエネルギーが増していくと思います。





【120度 → トライン(Trine)】



トラインは調和の角度として最もよく知られていると思いますが、天体間に協力的な関係が築かれるアスペクトです。



ハードアスペクトのような、直接的にぶつかり合うというアスペクトではないため、お互いにうまく連携を図っていくことが容易な角度ですね。


トラインでつながる天体の場合は、四大元素(火・地・風・水)が同じ要素になります。


例えば天秤座の天体と水瓶座の天体がトラインの場合は、天秤座・水瓶座とも風の要素の星座ですから、その2つの星座の影響で知的なエネルギーが生み出されるということになります。


もし火の要素の星座(牡羊座・獅子座・射手座)がトラインを作ったならば、とても活発なエネルギーが生まれ、自分を表現して評価を得るということにサポートがあるでしょう。


もちろん、トラインの場合も120度±数度のオーブをとりますから、必ずしも同じ四大元素の星座同士でつながるわけではありませんが、多くの場合は、同じ要素の星座になるでしょう。


またトラインの場合は、3区分(活動・固定・柔軟)において各々の星座は多くの場合、異なる区分となります。


さらに、2要素においても、多くの場合、男性的星座と女性的星座の天体がつながることになりますから、異質ではありますが、そこを融合させることで、より強力なつながりが生まれるでしょう。




ソフトアスペクトは、ハードアスペクトほどには強烈な影響を感じられないかもしれませんが、ソフトアスペクトがあることで、そのつながりを生かして、容易に物事を進めていくことができます。


ハードアスペクトばかりですと、変容はいろいろと起きるかもしれませんが、疲れてしまうということがあると思います。


大変な苦労をしなくても上手くいくソフトアスペクトの要素を使っていくことで、フッと息を抜いて楽になることもできますし、自分を責めて、または駆り立てていくという緊張から解放される方策にもなると思います。


しかしこう言うと、ソフトアスペクトがほとんどというホロスコープの持ち主の方は、順風満帆に人生が運びそうに思われるかもしれませんが、そのような方は、ハードアスペクトが少ない分、なにか人生に障害が発生した時にどうやって切り抜けていけばよいか分からずに悩んだり、あるいは、特に大きな苦労や挫折もない人生に物足りなさを感じたりすることがあるかもしれません。


ソフトアスペクトがあっても、ハードアスペクトがあっても、どちらも長所短所がある、という感じですが、やはりどちらのアスペクトも重要ですね♪


最終的にはバランスということになるかと思いますが、ソフトアスペクトの天体や星座の力を上手に使っていくことは、私たちの人生において、追い風を吹かせることにもなると思いますので、意識的に生かしていくことは素晴らしいことだと思いますにっこり











2017/08/20
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Posted by スターエンジェル at 21:13Comments(0)ワンポイント占星術

占星術において、アスペクトもまた重要な意味を持ちます。


複数の天体の、特定の角度におけるつながりのことですが、その角度により各天体のエネルギーの現れ方や作用が異なってきます。


つながりのある天体同士が、その角度によってそれぞれの天体の意味が組み合わされて表現されますから、人間の個性のもとにもなると言えるでしょう。


アスペクトには、「メジャーアスペクト」と「マイナーアスペクト」と言う2種類の分け方があります。


メジャーアスペクトは、0度、90度、180度、60度、120度の角度をいいます。


マイナーアスペクトは、上記以外の角度をいいます。


メジャーアスペクトについてみていくと、その中にも、「ハードアスペクト」と「ソフトアスペクト」という2種類のくくり方があります。


よく知られているハードアスペクトは、天体同士の角度が「0度」、「90度」、「180度」となる場合です。




【0度 → コンジャンクション 】 


ある天体と別の天体が地球から見て同じ位置にあることをいいます。


ホロスコープで観ると天体同士がくっついているように表記されます。




しかしぴったりと同じ星座の同じ度数に、複数の天体が位置する場合となると非常に限られてきますし、広い宇宙空間のことですので、天体同士の角度には「許容範囲」というものが設けられています。


その許容範囲を「オーブ」といいますが、アスペクトの種類によってオーブを何度とるかに違いが出てきます。


ハードアスペクト(0度、90度、180度)の場合は、5~8度のオーブを取る場合が多いかもしれませんが、例えばオーブを7度でとった場合は、太陽が獅子座の5度に位置して、月が同じ獅子座の12度に位置している場合も、7度の許容範囲内に収まりますから、この場合も“コンジャンクション“ということになります。


このアスペクトには○○度のオーブを!と一律に決まっているわけではありません。


星を読む方の考え方によって、どのくらいのオーブをとるかということが変わってきます。


オーブを狭くとればとるほど、厳密さ、正確さは強まり、オーブを広くとるとそれらは弱くなります。


厳密にと思う方はオーブを狭くとるでしょうし、おおまかでもいいから天体間のつながりを観たいという方は広くとるかもしれません。



コンジャンクションは、天体同士のつながりが一番強いと言えます。


複数の天体が融合するようなものですね。


例をあげると、出生時のホロスコープの太陽と月がコンジャンクションの場合は、地球から見て太陽と月が同じ方向に並んでいるということになります。


ということは、太陽と月のエネルギーが合わさって地球に降り注がれるということになりますから、その影響は大きいものになります。


実際に太陽と月がコンジャンクションの時に生まれた方は、新月に生まれたということになりますね☆


太陽も月も同じ星座、同じハウスにあると、行動面も内面も似ているということになりますから、“そのままの人“ということが言えるかもしれません。


コンジャンクションの天体の力は、ポジティブに現れても、ネガティブに現れても、どちらも強力です。





【90度 → スクエア】 


90度はとても興味深いアスペクトです。


床に足を伸ばして、壁に背中をぴったりくっつけた状態が90度の状態ですね。


しっかりと固定され、安定した感覚はありますが、同時に“窮屈さ”も感じます。


それが90度のアスペクトの特徴と考えると良いのではないかと思います。


90度でつながる天体は、強固なつながりを持つため、それらの天体の力をポジティブに、発展的に使うことができれば、非常に強力に働きます。


しかし反対に、90度でつながる天体の力がネガティブな方向に働くと、困難なアスペクト、きついアスペクトとして自覚されることになるでしょう。


実際、90度のアスペクトは、葛藤を生む困難なアスペクトとして感じられることが多いかもしれません。


床と壁に密着した状態でいうならば、“窮屈さ”に当てはまる作用の現れ方ですね。


例えば出生図の月と土星が90度の方の場合、まず言えるのは、月と土星の結びつきが強いということです。


その結びつきの強さをどのように生かしていくかという視点が大切だと思います。


月と土星のスクエアの方は“内心“を表す月が、土星の“重圧“の影響を受けて、何かと心配しやすい、気分が沈みがちである、自分に対して否定的、自分を肯定していいんだという認識がない、自己犠牲的、などの感覚のある方がいらっしゃると思います。


もしそのような認識の仕方や感覚が日常的であるならば、どうしてそのように考えるようになっているのか、その原因を追究していくことで理解していくことができ、今からの自分を変えていくことができます。


原因としては、親の育て方をはじめとする家庭的要因、遺伝的要因、学校や職場などの環境要因、失恋・離婚・犯罪被害などのショックなこと、過去生からの影響等、いろいろと考えられますが、自己探求することはとても重要なことだと思います。


しかし人によっては、つらい過去に直面することは耐えられないという方もいらっしゃると思います。


その方にふさわしいタイミング、受け容れられるタイミングというものがあります。



それでは、月と土星のスクエアを発展的に生かしていくには、どのように捉えたらよいでしょうか。


土星は現実化をサポートしてくれる星でもありますから、月と土星のスクエアは本来、心で思ったこと(月)を現実化する(土星)力が強いということが言えます。


ですから、何を思うのか、願うのか、つまりどんなアファーメーションを一瞬一瞬行うのか、ということがとても重要になってきます。


肯定的、否定的、どちらのアファーメーションも現実化してしまいますし、月と土星のスクエアの方は特にその力が強いわけですからね。


自己価値を否定する方向に進んでいると、その思いをさらに強くさせるような体験が準備されてしまうでしょう。


しかしご自身の価値や自分らしくあることの重要性を感じて、自分を好きになっていくほどに、困難な現実というものは減っていきます。


月と土星のスクエアの方は、リラックスすることが大切な点だと思います。


責任感が強い方が多いと思いますが、「適当にやっていく」という考え方を受け入れていくと随分楽になると思います。


誰もが月と土星のスクエアの方のように、強い責任感を持っているわけではありません。


それでもみなさん生きていくことができています(^<^)


自分自身にプレッシャーをかけることが当たり前になっていないかどうか、振り返ってみることは役に立つと思いますよ(^_-)


ポジティブなことを願って行動していくこと、その願いの主である自分自身に対する信頼があること、これらのことにより、望む未来が現実化されていきます。



また、土星は人間関係の象徴でもあります。


心からつながる友人や家族を持つこと。


より良い関係性を築いていくためには、相手のことを知ることも大切ですし、自分のことを知ってもらうことも大切ですね。


もし、相手の理解に努めようとしても、やはりちょっと相容れないなと思ったら、一歩引くことも大切です。


別にイエスマンだけを集めましょうとか、甘やかしてくれる人ばかりと仲良くなりましょうと言っているわけではありませんが、相手を肯定的に観てみても、やはり気になるところがある、ということは日常にありますので、その直感や経験から得られる知恵というものは大切にしていった方がいいと思います。


月と土星のスクエアをポジティブに生かして気のおけない仲間や家族とのつながりを創りだしていきましょう!



スクエアで結ばれる天体のエネルギーは強烈で困難な面がありますが、人生が大きく飛躍するため、変容するために必要なアスペクトと言えます。





【180度 → オポジション】



正面に相対する角度、それがオポジションですが、これもまた結びつきが強いですね。


オポジションの場合、各々の天体が綱引きのように引き合います。


二つの天体の内の太陽から遠い惑星の方が、対面する天体への影響力において、より強いという傾向があります。


例えば天王星と水星がオポジションの場合、天王星の方が太陽から遠い星ということになりますから、天王星の特徴が水星へ影響をもたらす割合が多いということですね。


もちろん二つの天体どちらもお互いに影響を及ぼし合いますが、この場合は天王星から水星へのパワーの流れというものを見た方が分かりやすいでしょう。


水星は一般に知性や思考、コミュニケーションなどを表しますが、それらの特徴に天王星の“独自性“や”変革“という特徴が送り込まれると、「独特な考え方」や「これまでにない新たな考え方」、「個性的な人との関わり」など、いろいろな意味が考えられるわけです。


それから天王星と水星がハードアスペクトでつながっている場合は、インスピレーションを受け取る鋭敏なアンテナをもっていると言うこともできると思います。


またオポジションは、向かい合う天体ですから、「自分と他者」あるいは「個人と社会」といった相対するエネルギーがつながるというふうに観ることもできます。


さらに、ホロスコープで向かい合う星座の天体がつながることになるため、異なる星座のエネルギーがぶつかることになります。


向かい合う星座は共通点と異なる点とあります。


例えば牡羊座と天秤座の場合は、他者から認められたいという思いは共通するところですが、牡羊座の自分の道・個性の追究という点と、天秤座の調整・調和を図るというところが個性である、という点では対比的です。



向かい合う星座と天体のエネルギーの、共通点と異なる点との中でいかに調和を図り、それぞれの特徴を生かしていくかというところが、オポジションの重要な点だと思います。












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Posted by スターエンジェル at 20:20Comments(0)ワンポイント占星術