
占星術において、「月」はとても重要視される天体ですね

私たちの内面の世界、感情の世界を表す天体です。
そして月は、私たちの根本的な欲求を表していると言われます。
それは月がどの星座に位置しているか、あるいはどのハウスに位置しているか、ということを観ていくことで、深い思い、願いというものが観えてくるでしょう

占星術で使われる月のマークは、三日月のマーク(☽)です。
また月は、母や妻、母性の象徴でもあります。
男性的なエネルギーである太陽に対して、月は女性的なエネルギーを表します。
そのため育む性質というものも、月の意味に含まれます。

ところで、月はとても面白いところを持っています。
月は地球の周りを回る衛星(えいせい)ですが、地球に対して同じ面(表側)だけを見せています。
つまり、うさぎが餅つきをしている姿が映っている面だけを常に地球に向けながら、地球の周りを回っているということですね。
ですから私たちから直接月の裏側を観ることはできないわけですね~。
(月の裏側の写真・アメリカ探査機)

ただ、月は満ち欠けをしますから、うさぎの姿を見ることができるのは、満月やその前後の限られた期間ということになりますね。
ちなみに、月の明かりというのは、月が自ら光を発しているのではなくて、太陽の光を反映しています。
それから月の大きさは、太陽の約400分の1ですが、地球から月までの距離と、地球から太陽までの距離は、約400倍(太陽のほうが遠い)違うんですね。
そのため、月と太陽とは、地球から見ると同じ大きさに見えるということになります。
ですから月と太陽がぴったりと重なる皆既日食(かいきにっしょく)という現象も起きるわけですねー

見かけの大きさは同じというところも、太陽と月が車の両輪のように重要な天体であることを示しているように思います。
人類が初めて着陸した天体が月ですし、身近な存在として興味深いわけですが、占星術的にも私たちの内面を表す月は、探求されるべき存在として、それからちょっとミステリアスな存在として、ホロスコープの中で輝いています

占星術師は古来、哲学者であり、ヒーラーであり、天の通訳でした。基本的な占星術の知識の理解と、実際にご自分のホロスコープ等を使って、総合的に星を読む実践を積んでいきます☆マンツーマンでレッスンを行っていきますので、お客様のペースに合わせて進めていくことができます。【Part 1】天体・星座…
星からお客様に贈られるメッセージをお伝えしますホロスコープは、神社のご神体の鏡と同じように、お客様ご自身の鏡です。魂の本質や才能・美徳・得意な領域などを再確認して、ご自身の素晴らしさを改めて見つめて頂きたいと思っています。ホロスコープからはいろいろなカルマがみえてきます。今生で…