12月22日は冬至で、23日は山羊座の新月を迎えます


冬至と新月が続き、とてもパワフルなエネルギーが流れています。
冬至は昼の長さが一番短いわけですが、これから毎日少しずつ陽が長くなりますから、いわば切り替え地点と言えますね。
陽の力が強くなり始める時に、ちょうど新月が重なります。
新しく躍動的なエネルギーを感じます。
このパワフルなエネルギーをどのように活用するかはとても大切だと思います。
一足早く、2023年は始まっていると考えてもいいかもしれません。

ところで、古代ローマの哲学者で政治家のセネカが書いた作品に「人生の短さについて」というものがあります。
その中でセネカはこう言っています。
『われわれが手にしている時間は決して短くない。むしろ、われわれが、たくさんの時間を浪費しているのだ。
じっさい、ひとの生は十分に長い。そして、偉大な仕事をなしとげるに足る時間が、惜しみなく与えられているのである。ただし、それは、人生全体が有効に活用されるならの話だ。人生が贅沢三昧や怠惰(たいだ)の中に消え去り、どんな有用なことのためにも費やさなければどうなるか。ついに一生が終わり、死なねばならぬ時になって、われわれは気づくことになるのだ・・・人生は過ぎ去ってしまうものなのに、そんなことも知らぬままに、人生が終わってしまったと。
(中略)
ばく大な王家の財産も、それを手にした持ち主が無能なら、あっというまに消え去ってしまう。だが、どれほどささやかな財産でも、有能な管理人の手に委ねられれば、上手に運用されて増えていく。これと同じように、われわれの生涯も、それをうまく管理できる人にとっては、大きく広がっていくものなのである。』 (セネカ著 中澤務訳 光文社 P16~17)
また、セネカは私たちが永遠に生きられるかのように生きており、まるで豊かにあふれる泉から湧いてくるかのように、時間を無駄使いしているということも指摘しています。

自分にとっての大切なこととは何でしょうか。
何か熱中できることや没頭できることは何でしょうか。
魂が悦ぶのはどのような時でしょうか。
何か興味のあることに集中しているときには、時間の経ち方を早く感じることがあると思います。
時計では1時間経っているけれども、あっという間のように過ぎたと感じる時もあるでしょう。
時間がギュッと凝縮(ぎょうしゅく)したかのようです。
魂が悦ぶあり方というのは、1人1人違うと思います。
自分の魂が悦ぶことをすることを、この山羊座の新月はサポートしてくれます

物理的な生きた時間の長い短いに関わらず、魂と向き合い、魂の悦ぶことに時間を費やしたならば、その人の人生はよく生きた、長生きだったと言えるのではないでしょうか。
2023年はスピリチュアルな年となるでしょう。
魂としての自分のあり方、生き方をサポートしてくれる年となります。
冬至と山羊座の新月との組み合わせによって、力強く新年を歩みだすことができます。
宇宙の計らいに寸分の狂いもありません。
自分の魂のためになる時間を積極的に持つことは重要です。
改めて見渡してみれば、雑事に費やす時間のいかに多いことかと気づくでしょう。
もちろん私たちは独りで生きているわけではありませんし、色々としなければならないこともありますよね。
そういった状況の中でも、何を優先するかということが問われてきます。
自分の真の悦びにつながることを最優先していくことで、本当の意味での人生の長さが違ってくるでしょう。
みなさまにとって、素晴らしい冬至と新月となりますように



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