寒い日が続く中、いかがお過ごしですか)^o^(
今日はオリオン座のベルト部分の三ツ星についての、日本での言い伝えをご紹介したいと思います。

福岡県の宗像大社のご祭神は『宗像三女神(むなかたさんじょしん)』ですが、日本では三女神がオリオンベルトの三ツ星に例えられるというお話があります☆
三女神は天照大神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の誓約のもとに誕生されました。
☆沖津宮 - 田心姫神(たごりひめのかみ)
☆中津宮 - 湍津姫神(たぎつひめのかみ)
☆辺津宮 - 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
三女神は三つの宮それぞれに祀られています。

宗像大社の秋季大祭の 「みあれ祭」では沖津宮の 田心姫神(たごりひめのかみ)と、中津宮 の湍津姫神(たぎつひめのかみ)が御座船で海を渡り辺津宮に到着され、辺津宮 の 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)と共に三女神が会されます♪
御座船と漁師さんたちの船団は一大絵巻物ですね! 壮大な眺めで感動します(*^_^*)

宗像三女神は航海の女神であり、現在は交通安全の神様として有名です。
遠い昔から航海の際にオリオン座の三ツ星を目印として海の民は活用してきたのではないでしょうか。
オリオン座の三ツ星は水平線から昇ってくるときは縦に三つ並んでいます(オリオンが横になっている状態です)。東から昇り、徐々に時計回りに星座の形が回っていくため、三ツ星は横一列になります(オリオンが立った状態です)。そして最後に沈んでいく時はまた縦三つに並んで西に沈んでいきます。
この時は東から昇った時の形と比べると、180度時計回りに回転した形で沈みます。
この三ツ星の状態をみて方角と時間がわかるんですね!!
荒々しい玄界灘を安全に航海できるように三女神が導いてくれているわけです(^_-)
宗像三女神は別名『道主貴(みちぬしのむち)』ともいわれ、国民のあらゆる道をお導きになる最も尊い神として崇敬を受けてきました。
『貴(むち)』とは最も高貴な神に贈られる尊称のことで、三女神以外では伊勢神宮の大日靈貴(おおひるめのむち)《※天照大神》と出雲大社の大己貴(おおなむち)《※大国主命》のみということですから、どれだけ大切に祀られてきた神様なのかがわかりますね。
三女神は宗像大社以外でも全国に広く祀られています。
有名なのは広島の厳島神社、神奈川の江島神社、そして全国八幡宮の総本宮である宇佐神宮の二の御殿にも『比売大神(ひめおおかみ)』として祀られています。
また市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が弁天様として祀られているところも多いですね♪
宗像三女神のほかに、住吉大社の三柱の神様もオリオン座の三ツ星に例えられています。
住吉大神は底筒男命 (そこつつのおのみこと) 、中筒男命 (なかつつのおのみこと) 、表筒男命 (うわつつのおのみこと)です。
伊邪那岐命 (いざなぎのみこと) が、妻である伊邪那美命 (いざなみのみこと) を追って、黄泉の国(死者の世界)に行きますが、連れて帰ってくることができず、逆に穢れ(けがれ)を受けてしまいます。その穢れを清めるために海に入って禊祓い(みそぎはらい)したときに生まれた神さまが住吉大神ですね。
航海安全の神様として尊敬を集めています。
宗像三女神も住吉大神も航海の神であり、天照大御神の御子神であったり、伊邪那岐命から生まれた神であったりと、とても崇敬を集め格式の高い神様ですね。
オリオン座の三ツ星をギザの三大ピラミッドが映し出しているというお話を先日ご紹介しましたが、エジプトではオリオン座は王の星座であり、日本でも宗像三女神や住吉大神の言い伝えから考えると、オリオン座という星座は洋の東西でとても尊重されてきた星座ではないかと思います。
今日も最後までブログを読んで頂きまして、誠にありがとうございます(^.^)
皆さまの星が輝くことをお祈りいたします
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今日はオリオン座のベルト部分の三ツ星についての、日本での言い伝えをご紹介したいと思います。

福岡県の宗像大社のご祭神は『宗像三女神(むなかたさんじょしん)』ですが、日本では三女神がオリオンベルトの三ツ星に例えられるというお話があります☆
三女神は天照大神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の誓約のもとに誕生されました。
☆沖津宮 - 田心姫神(たごりひめのかみ)
☆中津宮 - 湍津姫神(たぎつひめのかみ)
☆辺津宮 - 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
三女神は三つの宮それぞれに祀られています。

宗像大社の秋季大祭の 「みあれ祭」では沖津宮の 田心姫神(たごりひめのかみ)と、中津宮 の湍津姫神(たぎつひめのかみ)が御座船で海を渡り辺津宮に到着され、辺津宮 の 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)と共に三女神が会されます♪
御座船と漁師さんたちの船団は一大絵巻物ですね! 壮大な眺めで感動します(*^_^*)

宗像三女神は航海の女神であり、現在は交通安全の神様として有名です。
遠い昔から航海の際にオリオン座の三ツ星を目印として海の民は活用してきたのではないでしょうか。
オリオン座の三ツ星は水平線から昇ってくるときは縦に三つ並んでいます(オリオンが横になっている状態です)。東から昇り、徐々に時計回りに星座の形が回っていくため、三ツ星は横一列になります(オリオンが立った状態です)。そして最後に沈んでいく時はまた縦三つに並んで西に沈んでいきます。
この時は東から昇った時の形と比べると、180度時計回りに回転した形で沈みます。
この三ツ星の状態をみて方角と時間がわかるんですね!!
荒々しい玄界灘を安全に航海できるように三女神が導いてくれているわけです(^_-)
宗像三女神は別名『道主貴(みちぬしのむち)』ともいわれ、国民のあらゆる道をお導きになる最も尊い神として崇敬を受けてきました。
『貴(むち)』とは最も高貴な神に贈られる尊称のことで、三女神以外では伊勢神宮の大日靈貴(おおひるめのむち)《※天照大神》と出雲大社の大己貴(おおなむち)《※大国主命》のみということですから、どれだけ大切に祀られてきた神様なのかがわかりますね。
三女神は宗像大社以外でも全国に広く祀られています。
有名なのは広島の厳島神社、神奈川の江島神社、そして全国八幡宮の総本宮である宇佐神宮の二の御殿にも『比売大神(ひめおおかみ)』として祀られています。
また市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が弁天様として祀られているところも多いですね♪
宗像三女神のほかに、住吉大社の三柱の神様もオリオン座の三ツ星に例えられています。
住吉大神は底筒男命 (そこつつのおのみこと) 、中筒男命 (なかつつのおのみこと) 、表筒男命 (うわつつのおのみこと)です。
伊邪那岐命 (いざなぎのみこと) が、妻である伊邪那美命 (いざなみのみこと) を追って、黄泉の国(死者の世界)に行きますが、連れて帰ってくることができず、逆に穢れ(けがれ)を受けてしまいます。その穢れを清めるために海に入って禊祓い(みそぎはらい)したときに生まれた神さまが住吉大神ですね。
航海安全の神様として尊敬を集めています。
宗像三女神も住吉大神も航海の神であり、天照大御神の御子神であったり、伊邪那岐命から生まれた神であったりと、とても崇敬を集め格式の高い神様ですね。
オリオン座の三ツ星をギザの三大ピラミッドが映し出しているというお話を先日ご紹介しましたが、エジプトではオリオン座は王の星座であり、日本でも宗像三女神や住吉大神の言い伝えから考えると、オリオン座という星座は洋の東西でとても尊重されてきた星座ではないかと思います。
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