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Posted by おてもやん at




天王星の直径は地球の約4倍で、重さは約15倍です。

太陽系の惑星の中では、木星、土星に次いで3番目に大きな惑星となります。

太陽から天王星までの距離は、太陽から土星までの距離の約2倍ですから、かなり遠い星という感じがしますね。

そのため惑星探査機が接近したのも1977年打ち上げのボイジャー2号のみとなっています。

水、アンモニア、メタンの氷から大部分ができており、別名「氷の巨人」とも呼ばれます。

自転周期は約17時間ですから地球より1日が短いですね!




ところで、天王星には実は、土星のような環(わ)があります。

しかし天王星の環は土星のようには見えません。

土星の環は、氷が主成分ですから、太陽の光を反射するので望遠鏡でも目にすることができます。

しかし天王星の環は氷ではなく、岩石や炭素を多く含んだ物質でできており、さらに輪の幅も数㎞~数十kmと、土星の輪に比べて小さいため、見えにくいわけですね。




また特徴的なのが、天王星の自転軸は太陽系の黄道面に対して約98度と、大きく傾いているということですね。

つまり自転軸が横倒しになった状態で、自転しながら太陽の周りを回っているということになります。

そのため、地球のように自転に沿って昼と夜が変わるのではなく、42年という単位で昼と夜が入れかわっていきます。




(国立科学博物館のHPより)


地球も自転軸は傾いていますが、その角度は23.4度です。

この傾きがあるので、1年の中に四季が生まれます。

他にも例えば火星は25.2度の傾きがあります。

しかし天王星のように横倒しになっているような惑星はありません。

このことからも天王星は独特で、一風変わった天体だと言えるでしょう。

この特徴は、そのまま占星術における天王星の意味としてもとらえられます。

つまり、天王星は私たち1人1人の独自性、個性をサポートしてくれる星なんですね☆彡

自転軸が横倒しになっていて、他の惑星と比べると一風変わっている天王星。

だからこそ私たちの個性を伸ばしてくれることが出来るのだろうと思います☆




個性は独自のものですから、他者と比較して良いとか悪いとか、ということにはなりません。

そして自分の目から見れば、たとえ親兄弟であったとしても他の人間のことは、“一風変わっている“と見えるのではないでしょうか。

また他者からは自分のことも“一風変わっている“と思われているかもしれませんが、まあそれでいいわけですね。

天王星ほど変わってはいないでしょう(笑)(^○^)




ところで、天王星は1781年にイギリスの天文家ウィリアム・ハーシェルによって発見されました。

それまでは、惑星は土星までしか認識がなかったわけですから、非常に大きな発見です。

土星は古代より知られていましたが、近世になってようやく土星より遠い惑星の発見がなされたわけですね!

そのため天王星のマークはハーシェルのHをとって「♅」とされました。





天王星が発見された時代は、激動の時代でした。

1775年~1783年にアメリカ独立戦争、1789年~1799年にフランス革命、さらに1700年代の後半はイギリスで産業革命が起きました。

そのため天王星は、「変革」というエネルギーをもたらす天体として占星術ではとらえられています。

出生ホロスコープの天王星とトランジット天体(その時々実際に運行している天体)が強いつながりを持つ時(特定の角度を持つ時)や、トランジットの天王星が出生ホロスコープのいずれかの天体とつながりを持つ時、あるいはアセンダントやMCといった重要な境界線に来る時などは、変革の起きやすい時ですから、その機会を活かしていくということが大切ですね☆




また、産業革命により技術革新が進んだことから、天王星は「科学技術」という意味も持っています。

さらに天王星は「占星術」や「天文学」という意味も持ち合わせています。

天王星の発見によって、さらに遠い星があるかもしれないと天文の研究が進みました。
それから伝統的な占星術においては、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の7つの天体を扱っていたわけですが、天王星の発見によってその枠を超えざるを得なくなったという意味はとても大きいですね。




それから、天王星はマークの形からしてまるでアンテナのようですが、鋭い直観力、インスピレーションという意味もあります。

ですから、例えばヒーラー、チャネラー、アーティストの方などにおいても、天王星の星座やハウス、他の天体とどのようなつながりを持っているか、ということが重要になってきます。






ところで、天王星は太陽の周りを約84年かけて回りますが、人の一生の長さとも言えるような長い期間ですね。

自分らしさをサポートしてくれる天王星が、太陽の周りを1周したところで、私たちの多くが地球を卒業していくというのも、何となく不思議ではないような気がします。

天王星は遠い天体ではありますが、個性のサポートという、とても個人的なことにも関わる天体ですから、身近に感じてそのパワーを使っていくという姿勢がふさわしいのではないかと思います。

みなさまの天王星が益々輝きを放ちますように星星


旗天王星の各ハウスでの影響についてはこちらを!DOWN







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Posted by スターエンジェル at 21:46Comments(0)ワンポイント占星術