みなさんこんばんは
高野山にはナイトツアーという素敵なガイドツアーがあります。
夜の金剛峰寺や壇上伽藍を僧侶の方が案内して下さるという、またとない機会です。
夜ですので寺社の内部には入れませんが、その建物の成り立ちや高野山の歴史、空海について等々のお話しがあり、ワクワクするツアーです。
私は当日申し込みましたが、その日は他に依頼がなかったようで、マンツーマンで案内して頂きました。
国際派の僧侶の方が案内して下さいましたが、外国の方に英語での対応も可能ということでしたよ!
特に面白かったのが龍にまつわるお話でした。
金剛峰寺から壇上伽藍に向かう道は蛇腹路(じゃばらみち)と呼ばれているそうです。

これは空海が壇上伽藍(龍の頭)から蓮花院(龍の尾)までにわたって、まるで龍が伏せているようだと言ったことに由来し、ちょうどこの路は龍(蛇)のお腹にあたるということからこう呼ばれているそうです。
またもっと大きい視点で見ていくと、高野山は東西約6km、南北約3kmと東西に長い地形をしています。
龍が東西に寝そべっていると見えなくもありません。

弁天岳は御殿川(おどがわ)の水源といわれ、山頂には弁天様が祀ってあります。
そして高野山の大事な水源地にそれぞれ弁天様が祀られています。
それらは「高野七弁天」と言われ、高野山の水を護ってきたわけですね。
僧侶の方が仰いました。
「高野山には、年間100万~130万の人が訪れます。特に大きな川があるわけでもないのに、それだけ多くの人の生活用水をまかなうことができるのは、豊かな水源があるためです。」
弁天様は、元々サラスヴァティーというインドの女神様でした。
音楽や弁舌の才能、財宝や豊かさをもたらす女神です。
その女神が仏教の神として日本に伝わった後、日本の神とも習合したり、合わせて捉えられるようになりました。
例えば宇賀神(うがじん)。この神様は出自がはっきりしないようですが、蛇神・龍神の化身とされることもあったようです。
さらに宗像大社の宗像三女神(むなかたさんじょしん)の中の市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)とも同じ神として考えられてきました。
江ノ島など、市杵嶋姫命を祭るところに弁天様信仰が残っています。
インドのサラスヴァティーは聖なる河の神と言われています。
そして宇賀神が龍神の化身。さらに市杵嶋姫命は海の神様である宗像大社の宗像三女神の一柱(ひとはしら)ということで、弁天様は、水と龍とに関係が深いように思います。
水があるところに龍がいる。また龍は水が大好きです。
それから、風水の観点からも高野山は大変なパワースポットと言われています。
風水ではエネルギーの通り道を「龍脈(りゅうみゃく)」と呼んでいます。
その龍脈が山を通って下りてきたところが「龍穴(りゅうけつ)」となります。
ここがパワースポットとなるわけですが、高野山は周りを“八葉の峰“と呼ばれる峰々で囲まれており、ちょうど峰々に囲まれた盆地のような地形です。
ということは、八葉の峰からの龍脈がこの盆地に降りてくるということになります。
まるで高野山を中心に八葉の蓮の花が開いているかのようですね。
特にパワーの強い龍穴は、高野山の中心部あたりになるでしょうか。
まさに聖地ですね(*^_^*)
次は空海が高野山に辿りつくまでの伝説について触れてみたいと思います☆

高野山にはナイトツアーという素敵なガイドツアーがあります。
夜の金剛峰寺や壇上伽藍を僧侶の方が案内して下さるという、またとない機会です。
夜ですので寺社の内部には入れませんが、その建物の成り立ちや高野山の歴史、空海について等々のお話しがあり、ワクワクするツアーです。
私は当日申し込みましたが、その日は他に依頼がなかったようで、マンツーマンで案内して頂きました。
国際派の僧侶の方が案内して下さいましたが、外国の方に英語での対応も可能ということでしたよ!
特に面白かったのが龍にまつわるお話でした。
金剛峰寺から壇上伽藍に向かう道は蛇腹路(じゃばらみち)と呼ばれているそうです。

これは空海が壇上伽藍(龍の頭)から蓮花院(龍の尾)までにわたって、まるで龍が伏せているようだと言ったことに由来し、ちょうどこの路は龍(蛇)のお腹にあたるということからこう呼ばれているそうです。
またもっと大きい視点で見ていくと、高野山は東西約6km、南北約3kmと東西に長い地形をしています。
龍が東西に寝そべっていると見えなくもありません。

弁天岳は御殿川(おどがわ)の水源といわれ、山頂には弁天様が祀ってあります。
そして高野山の大事な水源地にそれぞれ弁天様が祀られています。
それらは「高野七弁天」と言われ、高野山の水を護ってきたわけですね。
僧侶の方が仰いました。
「高野山には、年間100万~130万の人が訪れます。特に大きな川があるわけでもないのに、それだけ多くの人の生活用水をまかなうことができるのは、豊かな水源があるためです。」
弁天様は、元々サラスヴァティーというインドの女神様でした。
音楽や弁舌の才能、財宝や豊かさをもたらす女神です。
その女神が仏教の神として日本に伝わった後、日本の神とも習合したり、合わせて捉えられるようになりました。
例えば宇賀神(うがじん)。この神様は出自がはっきりしないようですが、蛇神・龍神の化身とされることもあったようです。
さらに宗像大社の宗像三女神(むなかたさんじょしん)の中の市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)とも同じ神として考えられてきました。
江ノ島など、市杵嶋姫命を祭るところに弁天様信仰が残っています。
インドのサラスヴァティーは聖なる河の神と言われています。
そして宇賀神が龍神の化身。さらに市杵嶋姫命は海の神様である宗像大社の宗像三女神の一柱(ひとはしら)ということで、弁天様は、水と龍とに関係が深いように思います。
水があるところに龍がいる。また龍は水が大好きです。
それから、風水の観点からも高野山は大変なパワースポットと言われています。
風水ではエネルギーの通り道を「龍脈(りゅうみゃく)」と呼んでいます。
その龍脈が山を通って下りてきたところが「龍穴(りゅうけつ)」となります。
ここがパワースポットとなるわけですが、高野山は周りを“八葉の峰“と呼ばれる峰々で囲まれており、ちょうど峰々に囲まれた盆地のような地形です。
ということは、八葉の峰からの龍脈がこの盆地に降りてくるということになります。
まるで高野山を中心に八葉の蓮の花が開いているかのようですね。
特にパワーの強い龍穴は、高野山の中心部あたりになるでしょうか。
まさに聖地ですね(*^_^*)
次は空海が高野山に辿りつくまでの伝説について触れてみたいと思います☆