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Posted by おてもやん at
みなさんこんばんは(^.^)

さて、弘法大師空海と善女龍王(ぜんにょりゅうおう)の伝説というものが残っています。
空海は、雨を降らせる祈祷においても素晴らしい力を持っていたそうです。

伝説では、空海のいた時代に干ばつが起きたため、朝廷が雨乞いの祈祷を守敏(しゅびん)という僧侶に頼んだそうですが、雨は少し降っただけでした。

その後空海が召されて祈祷するも、雨が降らないため不審に思って調べたところ、守敏が空海の祈祷を阻もうと呪力を使ってあらゆる龍神を水の瓶に閉じ込めたということが分かったそうです。

しかし善女龍王だけが守敏の呪力から逃れることができているのを観た空海は、善女龍王を呼び寄せて、三日続けて雨を降らせることができたというお話しです。




その善女龍王が高野山の壇上伽藍からすぐのところに祀ってあります。
池があり、橋を渡ってお社に向かいます。
「青龍大権現」の旗が目印です。




善女龍王は八大龍王の内の「沙伽羅(しゃから)龍王」の第3王女と言われています。
八大龍王は仏法を守護する八尊の龍王を言います。
僧侶たちは雨を降らせるのに龍王の力を借りていたのですね。


実際、龍をご供養したり、龍のワークショップの時なども雨が降ることが多いですね。
龍さんたちからのサインだと思います(^<^)




高野山の霊宝館には国宝の善女龍王の絵があるということですが、数年に一度のみの公開ということで、今回は見ることができませんでした。
次に公開される時はぜひ観てみたいなと思います。


今日も最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました☆
  


Posted by スターエンジェル at 21:15Comments(0)高野山探究の旅