スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by おてもやん at

愛媛県大洲市の出石寺に続いて、宇和町の「明石寺(めいせきじ)」を訪ねました。




駐車場にはお土産店があり、そこから階段を登ると、立派な山門があります。




その奥に本堂があり、ご本尊は出石寺と同じく「千手観世音菩薩」が祀られています。

このお寺の創建の言い伝えはとても古く、6世紀に欽明天皇の勅願により、円手院正澄という行者が千手観音菩薩像を祀るため、この地に七堂伽藍を建立したのが始まりとされています。

また、美しい女性(千手観音菩薩の化身といわれる)が大きな石を担ぎ上げて山の上に持って行ったが、夜が明けたのでその女性は消えたという伝説があるそうですが、ミステリアスですね~(^J^)

奈良時代には修験道場として栄え、平安時代には弘法大師空海が廃れていた伽藍を再び興したと言われています。

千手観音様にお参りさせて頂きましたが、とても落ち着いた良い雰囲気のお寺だなあと思います。

また島根県の石見地方で生産されている石州瓦と呼ばれる赤褐色の瓦が、不思議な雰囲気を醸し出していて、いいですね~(^<^)。




ところで、お土産店に寄ったところ、四国遍路道を世界遺産に!という運動をしていますというお話を伺いしました。

それを聞いて、あ~そうか、お遍路さんはまだ世界遺産ではなかったんだなあ~というのが率直な思いでした。

弘法大師空海の足跡をたどり、八十八ヶ所の霊場を巡拝する遍路道。

四国1周約1,400kmに及ぶそうです。

そして巡礼するのにも、人によりいろいろな目的があると思いますが、弘法大師様と二人で共に歩くのがお遍路ですね。

遍路道は江戸時代になってかなり体制が整い、巡礼者も増えたそうですね。

「道」が世界遺産になっている例としては、「紀伊山地の霊場と参詣道」と「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(フランスとスペイン)」とがあるそうですが、まさに祈りの道ですね。

今年の夏には、サンティアゴ・デ・コンポステーラ市で「四国遍路展」が開催されたとのことで、世界遺産のための推進活動がいろいろとなされていますね。




サンティアゴ・デ・コンポステーラで9世紀に聖ヤコブの墓が発見されました。

聖ヤコブはイエス様の12使徒の1人で、福音書家の聖ヨハネの兄でもある方です。

世界中から多くの巡礼者が訪れ、エルサレム・バチカンと並ぶキリスト教の三大聖地となっていますね。

道の世界遺産と言うのは、素敵ですね。

長い歴史の中で、いったいどれだけの祈りが捧げられてきたことでしょう。

お遍路もまさに祈りの道。

世界遺産になってもならなくても、巡礼してみたいと思います








2017/12/15
★☆ 西洋占星術グループ&skypeセミナーのお知らせ☆★
テーマ 「未来の星回りの読み方教えます(^_-)-☆」
複数の技法を使ってこれからのあなたの星回りを読んでいくセミナーです♪
占星術は、過去・現在・未来と自由に行き来できるところが、とても面白いところです。
あなたにどのような星のエネルギーが降り注いでくるのか、それをどう生かしていくか、未来のヴィジョンがはっきりしてくるでしょう☆






  


Posted by スターエンジェル at 20:00Comments(0)聖地探訪