ついつい人を裁くことをしてしまいますが、ホワイト・イーグルからのメッセージを読んで、なるほどなあと思いました。
『光への道―ホワイト・イーグルの霊示』(グレース・クック著 桑原啓善訳 でくのぼう出版)より、“裁くこと”についてのメッセージを紹介させて頂きたいと思います。

(P38~)
【 あなたは人を裁くことはできません。
なぜなら、あなたはその人の過去の歴史を知らないからです。
その人が行為をする時、その人に働くカルマのことが分からないからです。
その人が大いなるカルマの主の通路になっていること、それをあなたには見分けられないからです。
1つの人生を貫いて、一から十までを人が自由意志で決めているわけではありません。
魂はその物質界生活では、ある種の状況下に置かれます。
そこでは絶えず大いなる方に仕えるチャンスが次々と与えられる、そういう状況下に置かれます。
自由意志は、その魂のそれへの対応、それです。
魂が喜んでその環境を受け入れられるように、魂は置かれています、かつベストを尽くせるように。
しかし学校の生徒も、完全無欠に全教科をこなせる者は1人もいませんね。
人生もその通りです。
長老がたは地上の者たちの闘いを愛と同情をもって見守ります。
長老たちは言いませんな『あいつは悪い奴だ』とは。
むしろこう言います『いとしい兄弟よ、いとしい姉妹よ。あなたは全力を尽くしました。でも気の毒です、あなたが苦しまねばならないのが』と。
兄弟ないし姉妹は同情と理解で包まれます。
彼らがそのように行為した、その源にある環境や事情への、理解と同情によって。
私共はこれまで繰返し幾度も申しました、『人を裁くな』。
その理由はこうです。
私共は次のことを知っているので人を裁きません。
裁きたくなる人、その人は単に神法の一つの通路なのです。 】
確かにひとり一人の各転生にわたって続くカルマや、今世でのカルマなどをすべて見通すことはできませんからね~。
「自分は何も知らない」という、ソクラテスも説いた”無知の知“を発揮する事が大切なのでしょうね。
「人を裁く」という言葉を「自分を裁く」という言葉に置き換えてみると、自分自身に対しても、愛と同情の思いをもって見守ることができるだろうと思います。
また、”自由意志“とは、宇宙あるいは神へ奉仕するためのチャンスに対して、自分はどうするかという”選択“の機会が与えられているということですね。
カルマもまた、大いなるチャンス。
カルマを怖いものとして捉えるよりも、チャンスとして捉える方が、アセンションのための一歩、階段の一段として働いてくれることでしょう。
皆さまに天使とマスターと共に祝福申し上げます(*^_^*)
カルマには今生においての原因と結果というものと、過去生にまでまたがって影響している宇宙のカルマというものがあります。
カルマというものは例えば過去生で人を苦しめたから、今生では自分が苦しまなければならない、ということではないんですね。
カルマを悟りのための方便として、理解し、手放していくことをお手伝いします☆
カルマというものは例えば過去生で人を苦しめたから、今生では自分が苦しまなければならない、ということではないんですね。
カルマを悟りのための方便として、理解し、手放していくことをお手伝いします☆
Posted by スターエンジェル at
19:30
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