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Posted by おてもやん at


熊本県八代市に『妙見宮(八代神社)』という素晴らしい神社があります☆



大阪の能勢妙見、福島の相馬妙見と並んで、日本三大妙見の一つといわれています。

元々は神社とお寺が両立する神仏習合のお宮で、「妙見神(みょうけんしん)」が祀られていました。



妙見神は、北極星と北斗七星が神格化した存在です。

古代中国では北極星のことを、宇宙を司る「天帝」と呼んで信仰していました。

また北斗七星は北極星を指し示す星ですし、それぞれの星が神として崇められており、北極星と合わせて信仰されています。

星の信仰が仏教と融合すると、それらの星が菩薩となり、「妙見菩薩(みょうけんぼさつ)」として崇められました。

それが日本にも伝わってきたわけですね☆

「妙見」とは“真理を見通す“という意味があると言われています。

「妙(たえ)なる見通す力」ということでしょうか。


八代妙見宮の由来ですが、680年に妙見神が亀蛇(きだ)に乗って、はるばる中国からやって来られ、八代の「竹原の津」という港に上陸されたのが始まりと言われています。




はるばると言いましたが、もしかしたらものすごいスピードで、あっという間に来られたのかもしれませんね(^_-)

海の龍に乗る女神として”クアンイン“が知られていますが、妙見神は亀蛇に乗ります!

その後明治の神仏分離令により、社名を八代神社と改め、ご祭神は天地開闢(てんちかいびゃく)の根源神と言われている「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」と「国常立尊(くにのとこたちのみこと)」が祀られています。

日本の神話の根源神が中国の天帝と同一視されたということでしょう。

11月22日、23日に執り行われる「妙見祭」は、九州三大祭りの一つと言われ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている、たいへん賑わうお祭りです(*^-^*)




妙見宮から東の方を眺めると長い階段が上に続いているのが見えます。

とても気になって神官の方に尋ねると、『霊府神社(れいふじんじゃ)』です、と教えていただきました。

この神社は鎮宅霊府神(仏教でいう妙見菩薩)を お祀りする神社ですが、普段は地元の方々が管理されているということでした。




階段を登ると手前に稲荷神社があります。




お稲荷さんは”豊かさ”をもたらしてくださいますね。

そして並んで霊符神社のお社があります。




高台の静かな場所で、ゆっくりとお参りすることができました☆

眺めも美しいですよ(^_-)-☆

この霊符神社は、霊府(お札)を国中に発行したと言われています。

霊符は、円や線で形作られた特殊な図形で、円は星を表しており道教の「星の信仰」が伺えますね✡




平安時代には”方違え(かたたがえ)”ということが多く行われていました。

これは、その日出かける方角が、吉方位か凶方位かというのをみて、凶方位であれば、いったん他の方角に移り、そこから改めて目的地に向かうというものでしたが、その”方違え”が不可能な場合も、方位や星や悪霊の災いをこのような「霊符」で除くことができるということで、珍重されていました。

また霊符神は、除災だけではなく富貴繁栄の御利益もあると言われています。

霊符は、陰陽師や修験者によく用いられたと言われています。

このような道教や仏教の影響も受けたある意味独特な神社が、熊本にあるというのは、ありがたいことです(*^-^*)

いろいろな宗教、信仰が合わさって存在し続けるというところは、日本の特長ではないかと思います(^_-)/



さて、妙見宮の話に戻りますが、妙見神が海から八代にやってこられ、清らかな湧き水にて禊(みそぎ)をされました。

そしてその泉が湧いていた地を「浅井」と呼ぶようになったそうです。

また八大龍王(はちだいりゅうおう)が、妙見神の案内役を務めたともいわれており、この浅井の地に八大龍王を祀る「八王社」が祀られました。

今は代陽小学校の敷地の一角にあります。

妙見祭の1週間前には、ここで獅子舞が行われるそうですよ♪




その八大龍王のお社の後ろにそびえる巨大な樹木にビックリ❕

樟(クスノキ)ですが、大きく枝を広げた姿が、まるで八つの龍が天に向かって飛ぶが如くに見えます☆

この巨木は、龍神様のエネルギーで大きくなったと思いますね~(*^-^*)



幹回りは12mを超えます!

その樟のパワーに感動し、龍神祝詞(りゅうじんのりと)をお唱えしました。

そしてもともとのいわれの「浅井」も祀られていました。






ここでこれまでの流れが、何かに似てるな~と思い振り返ってみると、11月上旬に行われた「アシュタール(Ashtar)の広島東照宮リトリート」に似ていることに気づきました。

あのリトリートでは、広島東照宮にお参りした後、裏手に並ぶ稲荷神社・福禄寿・御神井(ごしんい)、そして裏山のいくつもの稲荷神社をお参りしました。

稲荷神社では、再誕生と、豊かさのご加護を得、福禄寿からも豊かさ、そして長寿などの御利益を得、御神井では、浄化・禊を行いました。

その流れと、今回の妙見宮・霊符神社・浅井神社のお参りが重なって感じられたんですよね~。

妙見宮、霊符神社共に稲荷神社があり、お参りをしました。

霊符神社隣の稲荷神社では、広島リトリートと同じように豊かさを現す”どんぐり”を見つけることができました(^^)/

それから福禄寿はさすがにお祀りしてなかったのですが、妙見神のご利益が、災厄を除き、福寿を招くということから、妙見神が福禄寿の代わりに☆

そして御神井は「浅井」がそのまま当てはまります。

こうしてみると、何だか今回の妙見神巡礼は、広島リトリートの再体験という気がします。

ということは、また、「再誕生」❕

何度再誕生しても良いものです)^o^(

そして自分が望むものになり、また望むものを手に入れる。

豊かさも、何度でも与えられたいものです(笑)

妙見神は北極星と北斗七星が神様になられたわけですが、夜空の星に願いをかける時、きっと妙見神が聞き届けてくださることでしょう(^_-)-☆

私たちは数えきれないほどたくさんのスピリットに、守られています☆












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Posted by スターエンジェル at 21:53Comments(0)聖地探訪