今回は四大元素についてのさらにディープな情報をお伝えしたいと思います(^_-)
『ハトホルの書』(トム・ケニオン,ヴァージニア・エッセン著 紫上はとる訳 ナチュラルスピリット)という本の中に四大元素について言及してある部分がありますので、ご紹介したいと思います。

まずこの本は“集合意識ハトホル“というアセンションした存在のメッセージが書かれた本です。
集合意識ハトホルは、太陽系にやってきて金星のエーテル界に落ち着くようになったそうですが、長い間、地球で進化を遂げつつある人類を見守ってきてくれた存在です。
地球では古代エジプトで豊穣の女神として祀られていた”ハトホル女神“を通して務めにあたっていたことがあるそうです。
そんな集合意識ハトホル(以下ハトホル)が聖なる四大元素について教えてくれます。
(同書P183)『「聖なる元素」が生きた意識として振動している原型的領域にアクセスすることにより、人は壮大な意識の連なりに気づくことができるのです。
ハトホルの世界には、それら四つの「聖なる元素」のそれぞれに対応する音があります。
「エル(EL)」が土、「カー(KA)」が火、「リーム(LEEM)」が水、「オーム(OM)」が空間ないし気で、その四つは振動性の連続体を形成しています。
この元素の音を詠唱して、それらが存在する原型的領域に入ることができます。
あたかもそうした音が知覚の扉を開き、元素の原型的領域が息づいている意識の共鳴場へと移行を促してくれるかのようです』
さらに続きます。
(P184~185)『「エル・カー・リーム・オーム」の詠唱を行うということは、元素の神聖なることを認め、地球それ自身にゆきわたる多様な精妙レベルを通じて、あなたがたが神とも呼ぶ「源」から出づる意識の連なりを承認することになります。
「聖なる元素」のもっとも密度の濃いレベルであるこの物理的現実おいて、地球の神聖なること、肉体の神聖なること、そして神とも呼ばれる意識の連なりにおけるあなた自身の居場所が神聖であることを肯定し、たたえるものです』
重ねてもう一つ。
(P186)『人は自然の中にあり、元素と関わりあうとき、原型的領域に通じる意識の連なりに近づきます……そしてそこから神性まではあと一歩の距離でしかありません。
〈中略〉
ひんぱんに自然に入り、自然元素とともに過ごすことをお薦めしたいと思います。
なぜならそれらは外側に投影された原型そのものにほかならないからです。
大気や、太陽(火)や、その他の元素から自分を隔離せずに、それらを受け入れて真価を認めてください。
あなたの気づきと意識とが「聖なる四大元素」と自然に調和するのを許してください。
敬虔な気持ちで元素の名を唱えてください。
そうすれば、想像をはるかに超えたかたちで、あなたの前に内なる世界が開示されるでしょう』
著者の1人であるヴァージニア・エッセンさんがハトホルに尋ねます。
(P190)【なぜ「聖なる四大元素」の考え方は、一部の人々に原始時代への逆戻りのような印象を与えてしまうのでしょう。】
ハトホルが答えます。
(P190~191)『ある意味では原始時代への逆戻りです。
しかし別段、何も悪いことはありません。
原始的とは、意識が発生したルーツを言います。
人類の意識は、自分たちの惑星を平気で破壊できるほどに自己のルーツから断絶してしまいました。
したがって、あなたが生物的にも地球に根差していることや、地球の他の生命体とつながっていることに、もっともっと目覚めたほうがよいでしょう。
自然界が「生きている」こと、すなわち自然界に意識があるということは、多くの未開文明や先住民族文化においては基本的な合意事項です。
したがってこの「生きている」ということを、土・火・水・気(空間)の四つの元素のより深い原型的レベルとして説明することが、概念としては役立つのではないかと思います。
なぜなら精妙なエネルギーレベルの意識で、それらの元素は確実に存在しているからです。
それらはあなたがたの「元素周期表」に載っている元素の原型のようなものです。
周期表の元素はこの次元における物理的元素を説明しており、わたしたちはそれを不適切だと言っているのではありません。
ただ、この三次元を支え養っている精妙な領域には、「聖なる四大元素」が生きている原型的領域があることを明確にしておきたいのです。
こうした考えは現代人にとって奇妙に聞こえることでしょう。
しかしそこには深遠なる真実が存在しています』
質問を最後にもう一つ。
(P193)【私たちが天候と呼ぶものと、「聖なる四大元素」やいま起きているものごととの間にどのような関係があるのかについて、簡単にご説明いただけませんか】
ハトホルが教えてくれます。
(P193)『天候とは、熱、温度、湿度、乾燥度、気圧などといった物理的諸力の複雑な相互作用をいいます。
したがって天候は、「四大元素」の精妙な領域に関係し、さらにそれが意識や感情とも影響しあうレベルに関わる現象であると言えます。
きわめて簡潔に言うなら、地球の天候とは、あなたがた自身の感情的および思考的な生き方が外側に投影されたものなのです。
天候をまったく三次元的なものととらえている人には、こうした見方はきわめて異質に聞こえることでしょう。
しかしこれを別次元から見た場合、竜巻や台風が次々と猛烈な現象を引き起こしながら駆け抜けるとき、それが地球意識や動植物の意識を含む、地球上のすべての意識と接する人類意識が外側に投影されたものであることは非常に明白です。
強烈な気象パターンの噴出を見ていくと、現在それが増大して人類を含む地球と言う惑星系全体に及び、地球の振動を加速させつつある混乱の一部であることがわかります。
感情はこれまで以上に激しやすくなっており、そのことが生物圏と呼ばれる、いわば意識と動植物相が出合う場所に作用しているのです』
四大元素というのは、非常に深いと言いますか、私たちの心身両面及び地球環境、さらに宇宙全体にわたって思いっきり関わりがあるんですね~)^o^(
自然に触れ、一体となることは、四つの元素をまとめて満たしてくれるでしょう。
これは最も効果的なヒーリングとも言えそうですね。
それは森羅万象とのつながりを感じることができ、ひいては宇宙の源から来た“本来の自分”を思い出すということにつながるのではないかと思います。
根本的にあらゆるものとつながっているからこそ、私たちの感情や思考のエネルギーが天候にも反映されるということが言えるんですね。
噴火や地震なども本当に地球が何かを吐き出している、という印象があります。
ガイアも、本来はもっと穏やかでいることができるのでしょうが、人類のネガティブな感情や思考(カルマ)がガイアを網の目のように縛っているために、吐き出したり、風や水をうごかしたりして、少しでもガイアが呼吸をしやすいようにしていることを、私たちは天災と捉えているのかもしれません。
エル・カー・リーム・オームは素晴らしいマントラです。
ハトホルによると、4人が一緒になって4回マントラを詠唱すること、さらに16回、最も良いのは4×4×4×4=256回!! のマントラの詠唱だそうですよ(^_-)
確かに素晴らしいマントラだと思います。
土地や環境の浄化のために使うのもいいと思いますし、亡くなったけれどもまだ地上に残っている霊や、暗闇にとらわれて身動きができなくなっている龍を上昇させるのにも効果的なマントラだと思います。
四つの元素で包むことで、全体的、包括的なヒーリングが起きるのだろうと思います。
非常にパワフルですね!!
みなさまの四大元素が、より活性化しますように(*^_^*)